デカッサスとは?
でかっさす
デカッサスとは、紋章学における用語で、2本の帯または線が斜めに交差して「X」字状を形成した図形や配置を指します。
デカッサス(decussate)は、紋章学(ヘラルドリー)において用いられる専門用語で、2つの要素が互いに斜めに交差した状態・配置を意味します。「X」字状の交差を形容する言葉として使われます。
語源はラテン語の「decussis」で、ローマ数字の「X(10)」を指す言葉に由来します。紋章上の図形や帯(オーディナリー)が斜め方向に交差するとき、その交差の様子をデカッサスと表現します。
紋章学においては、盾面上の図形の位置関係や重なり方を厳密に記述するための語彙が発達しており、デカッサスもその一環です。具体的な用例としては以下のような場面で登場します。
- 2本のサルタイア(斜め帯)が交差する場合
- 武器・道具など2本一組の物が交差して配置される場合
- 植物の茎や枝が交差する紋章の描写
紋章の記述(ブレイゾン)は高度に体系化された言語であり、デカッサスのような専門用語を使うことで図形の配置を正確かつ簡潔に伝えることができます。
使い方・例文
「その貴族家の紋章には、デカッサスした2本の剣が描かれており、武勇を象徴していた。」
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