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コート・オブ・アームズとは?

こーとおぶあーむず

コート・オブ・アームズとは、中世ヨーロッパに起源を持つ紋章(家紋)のことで、個人・家門・国家などを識別するために用いられる図案体系です。

コート・オブ・アームズ(Coat of Arms)とは、ヨーロッパ紋章学に基づく紋章の正式名称です。もともとは中世の騎士が鎧の上に羽織るサーコートに描いた識別図案に由来しており、戦場や馬上槍試合で個人を識別するための実用的な手段として発達しました。

紋章は厳密な規則に従って構成されており、主な要素として以下が挙げられます。

  • シールド(盾):紋章の中心となる図案を描く領域
  • クレスト(冠飾り):兜の上に置かれる装飾
  • サポーター:盾の両脇を支える人物や動物
  • モットー:家訓や標語を記したリボン

紋章は国王や紋章院(ヘラルドリー機関)によって正式に授与・管理されており、イギリスではカレッジ・オブ・アームズ、スコットランドではライアン・オフィスがその役割を担っています。日本の家紋と類似した概念ですが、ヨーロッパの紋章は色・図案・配置に関して非常に厳格な規則があり、重複使用を避けるために体系的に管理されてきました。

現代においても国家・州・市町村・大学・企業などの紋章として広く使われており、伝統と権威の象徴としての役割を持ち続けています。

使い方・例文

イギリス王室の公式紋章はコート・オブ・アームズの代表例で、ライオンとユニコーンがシールドを支えるデザインが世界的に知られています。また、大学の学位記やパスポートの表紙などにもコート・オブ・アームズが用いられることがあります。

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