シーラントとは?
しーらんと
シーラントとは、チューブレスタイヤの内部に注入し、走行中に生じた小さな穴を自動的に塞ぐ液体の補修剤のことです。
シーラント(sealant)は、チューブレスタイヤやチューブレスレディタイヤの内部にあらかじめ注入しておく液体状の自己修復剤です。タイヤに異物が刺さるなどして小さな穴(主に直径3〜5mm程度まで)が生じると、内部の空気圧と遠心力によってシーラントが穴に押し込まれ、ラテックスや樹脂成分が凝固して穴を自動的に塞ぎます。
主成分はアンモニア水に分散させたラテックス(天然または合成ゴム粒子)が一般的で、製品によってはセルロース繊維・合成樹脂粒子・防凍剤などが添加されています。
シーラントを使うことで得られるメリットは以下のとおりです。
- 走行中の小さなパンクをその場で自動修復し、空気漏れを最小限に抑えられる。
- チューブレス運用の空気漏れ防止(ビード周辺のシール)にも機能する。
- インナーチューブが不要になるため車輪の回転慣性を低減できる。
一方でデメリットもあります。シーラントは時間の経過とともに乾燥・凝固するため、2〜6か月を目安に補充または交換が必要です。また、タイヤの取り外し作業時に内部が汚れ、処理に手間がかかります。大きな傷や裂けには対応できないため、緊急時にはチューブを入れて対処することになります。
使い方・例文
グラベルライドでタイヤに小石が刺さっても、シーラントを入れておけば数秒で穴が塞がり、気づかずそのまま走り続けられることがあります。
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