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シンクロ速度とは?

しんくろそくど

シンクロ速度とは、カメラのシャッターとストロボ(フラッシュ)が完全に同期して正常に発光できる最高シャッタースピードのことで、フォーカルプレーンシャッター搭載カメラに固有の制約です。

シンクロ速度フラッシュ同調速度)とは、カメラのシャッターが開いている間にストロボが発光し、フィルムまたはセンサー全面を均等に照らすことができる最速のシャッタースピードを指します。一般的に「X接点同調速度」とも呼ばれます。

この概念が重要になるのは、フォーカルプレーンシャッターの動作原理に起因します。このシャッターは2枚の幕(先幕・後幕)を使い、高速シャッタースピード時には先幕が完全に開ききる前に後幕が追いかけ始めるため、センサー全面が同時に露出されるのではなく、細いスリットが走査するような動作になります。ストロボの発光は瞬間的であるため、このスリット状態ではセンサーの一部しか照らされず、画像に光のムラ(バンディング)が生じます。

多くのデジタル一眼レフカメラのシンクロ速度は1/200秒〜1/250秒程度に設定されており、これを超えるシャッタースピードでストロボを使うと、画像の一部に黒い影が映り込みます。シンクロ速度の制約を超える方法としては以下があります。

  • ハイスピードシンクロ(HSS):パルス状の連続発光で高速シャッターに対応する機能
  • リーフシャッターレンズ:フォーカルプレーンシャッターを持たず全速同調が可能

屋外のポートレート撮影で背景を露出オーバーにせずストロボで人物を照らす場合など、日中シンクロ撮影においてシンクロ速度の理解は不可欠です。

使い方・例文

スタジオ撮影や屋外でのフラッシュ撮影において「シンクロ速度を超えないようにシャッタースピードを1/200秒以下に設定する」という場面で具体的に意識する制約です。

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