シャルルマーニュとは?
しゃるるまーにゅ
シャルルマーニュとは、8〜9世紀のフランク王国の王で、西ヨーロッパの大部分を統一しカロリング帝国を築いた「ヨーロッパの父」です。
シャルルマーニュ(742〜814年頃)は、フランク王国のカロリング朝を代表する君主で、ラテン語名ではカロルス・マグヌス、英語ではチャールズ大帝とも呼ばれます。774年にランゴバルド王国を征服してイタリア北部を掌握し、782年にはザクセン人を制圧するなど、数十年にわたる征服活動によって現在のフランス・ドイツ・イタリア・オランダ・ベルギーなどを含む広大な領域を支配下に置きました。
800年のクリスマスにローマ教皇レオ3世によって「ローマ皇帝」として戴冠されたことは、西ローマ帝国の復活を象徴する歴史的事件であり、中世ヨーロッパにおける教会と世俗権力の関係を規定する重要な出来事となりました。
内政面では「カロリング・ルネサンス」とも呼ばれる文化復興を推進しました。宮廷学校を設立し、学者を各地から招いてラテン語教育や写本文化の振興を図りました。また度量衡の統一や貨幣制度の整備など、行政の効率化にも努めました。
彼の死後、帝国は三分割されてフランス・ドイツ・イタリアの原型が形成されたとされ、シャルルマーニュは「ヨーロッパの父」として現代でも称されています。
使い方・例文
中世ヨーロッパ史・フランク王国・キリスト教世界の形成を学ぶ際に必ず登場し、現在のEU統合の象徴としてその名が引用されることもあります。
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