シャルルの法則とは?
しゃるるのほうそく
「法則」の用語まとめを見るシャルルの法則とは、圧力が一定のとき気体の体積は絶対温度に比例して変化するという気体の基本法則です。
シャルルの法則は、18世紀末にフランスの物理学者ジャック・シャルルが発見した気体の法則で、圧力が一定の条件下では気体の体積(V)は絶対温度(T)に比例することを示しています。
数式で表すと V/T = 一定、または V₁/T₁ = V₂/T₂ となります。ここで温度は摂氏(℃)ではなく絶対温度(K:ケルビン)を使うことが重要です。0℃ = 273.15 K なので、温度が0℃から100℃に上がると体積は約273/373倍から373/273倍ではなく、273.15K→373.15K の比率で増加します。
シャルルの法則は実生活や科学の現場でさまざまな形で現れます。
- 気球(熱気球):加熱した空気が膨張して浮力が生まれる
- 車のタイヤ:走行中に温度が上昇すると内圧が高まる
- 気温の変化による気体の膨縮(冬に缶がへこむなど)
- 気体の液化プロセス(低温で体積が減少する原理)
ボイルの法則(温度一定での体積と圧力の関係)と組み合わせるとボイル-シャルルの法則になり、さらにアボガドロの法則を加えた理想気体の状態方程式 PV = nRT へと発展します。気体分子運動論でも基礎となる重要な関係です。
使い方・例文
熱気球は地面でバーナーの炎で気嚢内の空気を温め、シャルルの法則にしたがって空気を膨張させることで密度を下げ、浮力を得て上昇します。
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