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シビリアンコントロールとは?

しびりあんこんとろーる

シビリアンコントロールとは、民主主義国家において軍隊を文民(政治家・議会)が統制し、軍が政治を支配しないようにする原則のことです。

シビリアンコントロール(civilian control)とは、民主主義国家において、軍隊の指揮・統制権を選挙で選ばれた政治家(文民)が握り、軍事が政治に介入することを防ぐ原則です。「文民統制」とも呼ばれます。

近代民主主義において、軍隊は国家の安全を守るための手段であり、その使用の判断国民を代表する政治家が行うべきとされています。軍が独自の判断で行動したり政治に介入したりする事態(クーデターなど)を防ぐために、この原則が確立されました。

シビリアンコントロールの具体的な仕組みには以下が含まれます。

  • 軍の最高指揮権を首相や大統領などの文民が持つ
  • 防衛大臣・長官には文民が就任する(日本では自衛隊法で明記)
  • 議会が軍事予算や出動の承認権を持つ
  • 軍の活動に対する文民による監査・監督

日本では憲法と自衛隊法に基づき、防衛大臣は文民でなければならず、自衛隊の最高指揮権は内閣総理大臣が持つとされています。歴史的には1930年代の日本で軍部が政治を主導した経験への反省もシビリアンコントロール重視の背景にあります。民主主義と安全保障の両立のために不可欠な原則です。

使い方・例文

「防衛大臣が文民であることは、シビリアンコントロールの観点から自衛隊法で定められた要件です」のように、安全保障・政治の文脈で使われます。

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