シギスヴァルト・クイケンとは?
しぎすゔぁるとくいけん
シギスヴァルト・クイケンとは、ベルギー出身のバロック・ヴァイオリニスト・指揮者で、古楽演奏(ピリオド奏法)の世界的第一人者として音楽史に大きな影響を与えた音楽家です。
シギスヴァルト・クイケン(Sigiswald Kuijken、1944年生まれ)は、ベルギー・ディルベーク出身のバロック・ヴァイオリニスト、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、そして指揮者です。兄のウィーラント・クイケン(チェロ・ガンバ奏者)と弟のバルトルド・クイケン(フルート奏者)とともに、クイケン兄弟として古楽演奏の発展に大きく貢献しました。
クイケンが特に重要な役割を果たしたのは、バロック時代の楽器と奏法を忠実に復元・実践する「ピリオド演奏」(歴史的演奏実践)の分野です。肩当てを使わずにヴァイオリンを顎と肩のみで支えるバロック期のスタイルを復活させ、当時の演奏様式を現代に蘇らせる研究と実演を精力的に行いました。
また、1972年に設立した古楽アンサンブル「ラ・プティット・バンド」は、バッハ、ヘンデル、リュリなどバロック音楽の正統的な演奏で世界的に高く評価されています。このアンサンブルを通じて数多くの録音を残し、古楽ファンのみならず音楽研究者からも広く参照される重要な資料となっています。
ブリュッセル王立音楽院でも長年にわたり教鞭を執り、次世代の古楽奏者の育成にも多大な貢献をしました。古楽演奏運動の礎を築いた音楽家として、世界中から尊敬されています。
使い方・例文
「シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによるバッハの録音は、ピリオド演奏の標準的なリファレンスとして多くの音楽家に参照されている。」という場面で登場します。
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