サーミ人とは?
さーみじん
サーミ人とは、スカンジナビア半島北部からロシアのコラ半島にかけての地域(サープミ)に先住するヨーロッパ最北の先住民族です。
サーミ人(Sami / Sámi)は、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシアにまたがる北極圏の地域「サープミ(Sápmi)」に古くから暮らす先住民族です。人口は総計でおよそ7〜10万人と推定されており、ノルウェーに最も多くが居住しています。
- 言語:サーミ語族(ウラル語族フィン・ウゴル語派に属する複数の言語群)
- 伝統的生業:トナカイの遊牧・狩猟・漁労
- 伝統音楽:「ヨイク」と呼ばれる独特の詠唱
- 伝統衣装:「ガクティ」と呼ばれるカラフルな民族衣装
歴史的には、18〜20世紀にかけて各国政府による強制同化政策(言語・文化・宗教の抑圧)を受けました。20世紀後半から先住民権利運動が高まり、各国でサーミ議会が設立されるなど政治的地位が認められるようになっています。
現在では多くのサーミ人が都市部に住みながらも伝統文化を継承しており、先住民族の権利保護や気候変動によるトナカイの放牧地への影響など、現代的な課題とも向き合っています。北欧の先住民族として国際的な先住民族運動においても重要な存在です。
使い方・例文
「サーミ人が伝統的なトナカイの遊牧を続けながら気候変動の影響に直面している」というように、北欧の先住民族・環境問題・文化継承の文脈で登場します。
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