サバイバーズギルトとは?
さばいばーずぎると
サバイバーズギルトとは、事故・災害・戦争などで他者が死亡または重大な被害を受けた中で自分だけが生き残ったことへの罪悪感のことです。
サバイバーズギルト(survivor's guilt)とは、大規模な事故・災害・戦争・疫病などにおいて、周囲の人々が死亡したり深刻な被害を受けたりしたにもかかわらず、自分だけが比較的無傷で生き残ったことに対して感じる強い罪悪感・自責感を指します。
もともとはホロコースト生還者の研究を通じて記述された概念で、その後さまざまなトラウマ体験に共通する反応として広く認識されています。症状としては次のようなものが見られます。
- 「なぜ自分だけが助かったのか」という繰り返す自問
- 亡くなった人への強い申し訳なさ・悲しみ
- 自分が生きていることへの価値否定感
- 集中困難・不眠・フラッシュバックなどPTSD関連症状
サバイバーズギルトはPTSD(心的外傷後ストレス障害)の一症状として分類されることもあります。重要なのは、この感情は「生き残った本人の責任ではない」という認識です。トラウマに特化した心理療法(EMDRや認知処理療法など)や、グループ支援が回復の助けになります。
近年は職場でのリストラ・医療従事者のコロナ禍での経験など、身体的危機に限らない場面でも使われる概念となっています。
使い方・例文
大地震で家族を亡くして自分だけ無事だった人が「自分が生き残るべきではなかった」と強く感じ続けるような状態が、サバイバーズギルトとして語られます。
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