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サイドスティックとは?

さいどすてぃっく

サイドスティックとは、従来の操縦桿に代わり操縦士の側方に配置された小型のジョイスティック型操縦装置で、主にエアバス機の電子式フライ・バイ・ワイヤ機に採用されています。

サイドスティック(sidestick)とは、航空機の操縦装置のひとつで、パイロット左右どちらかの脇(コンソール上)に設置された小型のジョイスティックです。従来のセンタースティック(操縦桿)や操縦輪(ヨーク)の代替として、主にフライ・バイ・ワイヤ(FBW)方式の旅客機に使われています。

サイドスティックの最大の特徴は、コックピット中央のスペースを広く確保でき、パイロットの膝まわりに余裕が生まれることです。操作はコンピューターが受け取り、制御則によって翼面(エルロン・エレベーターなど)に指令を伝えるため、機械的なリンクは不要です。

サイドスティック採用機と従来型操縦輪採用機の比較では以下の点が挙げられます。

  • エアバスA320系・A330/A340・A350・A380: サイドスティックを採用。左席(機長)は左手、右席(副操縦士)は右手で操作する
  • ボーイング737・777・787: 従来型の操縦輪(ヨーク)を採用

サイドスティックに対する主な批判として、左右の操縦士のスティックが機械的に連動していないため、一方のパイロットが何を操作しているか視覚的に把握しにくいという点があります。この問題はCRM(乗務員資源管理)訓練でカバーされていますが、事故調査において言及された事例もあります。一方、フライ・バイ・ワイヤと組み合わせることで機体の限界を超えた操作を自動的に防止するエンベロープ・プロテクションが実現されており、安全性向上に寄与しています。

使い方・例文

エアバスA320に乗務するパイロットは、中央ではなく肘掛けの延長上に置かれたサイドスティックを片手で操作して機首の上下・左右を制御します。

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