コーネリアス・ヴァンダービルトとは?
こーねりあすゔぁんだーびると
コーネリアス・ヴァンダービルトは19世紀アメリカの実業家で、蒸気船と鉄道事業で巨大な富を築き、アメリカ資本主義の黎明期を代表する「鉄道王」として知られます。
コーネリアス・ヴァンダービルト(Cornelius Vanderbilt、1794〜1877年)はアメリカの実業家であり、蒸気船輸送と鉄道事業を通じて19世紀アメリカ最大の財閥のひとつを築いた人物です。「コモドア(提督)」の愛称で呼ばれました。
ヴァンダービルトはニューヨーク州スタテンアイランドの貧しい家庭に生まれ、十代から船の仕事を始めました。蒸気船が普及しはじめた時代にいち早くその可能性を見抜き、ニューヨーク周辺の航路から始まって米国東海岸・大西洋航路・パナマ経由カリフォルニア航路へと事業を拡大し、蒸気船事業で莫大な富を得ました。
その後、南北戦争後のアメリカで急速に発展する鉄道事業に転換し、ニューヨーク・セントラル鉄道をはじめとする複数の鉄道会社を統合・支配しました。ニューヨークとシカゴを結ぶ幹線を掌握したことで、「鉄道王」として圧倒的な影響力を誇りました。競争相手を買収や価格競争で排除し、独占的地位を確立したその手法は後の反トラスト法(独占禁止法)議論の一因にもなりました。
晩年に寄附したヴァンダービルト大学(テネシー州ナッシュビル)はその名を今も伝えています。ヴァンダービルト家はアメリカの「ロビッテド・バロン(強奪貴族)」時代を象徴する一族として歴史に刻まれています。
使い方・例文
アメリカの南北戦争後の経済発展と鉄道網の拡大を学ぶ文脈で、ヴァンダービルトはロックフェラーやカーネギーとともに「ロビッテド・バロン」の代表例として歴史の授業に登場します。
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