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コンチネンタルとは?

こんちねんたる

コンチネンタルとは、アメリカ独立戦争期に大陸会議が発行した紙幣で、過剰発行によるインフレで急激に価値を失った歴史的な通貨です。

コンチネンタル(Continental)は、1775年からアメリカ大陸会議が発行した紙幣の通称です。独立戦争の軍事費調達を目的として発行されましたが、その末路は通貨史上に名高い失敗例のひとつとして語り継がれています。

大陸会議は金・銀による裏付けのないまま大量の紙幣を刷り続けました。戦費の増大に伴い発行量はふくれ上がり、イギリスによる偽札作成工作も加わって、コンチネンタルの価値は急落しました。発行からわずか数年で額面価値の数十分の一まで下落したとされ、「コンチネンタルほどの価値もない(not worth a Continental)」という表現が生まれるほどでした。

この経験はアメリカ建国者たちに深刻な教訓を与え、1787年の合衆国憲法では紙幣発行権を連邦議会の厳格な管理下に置く条項が設けられました。また連邦準備制度や健全財政論への思想的影響も大きく、アメリカの通貨・財政政策の歴史を語る上で欠かせない存在です。

コンチネンタルは現在、独立戦争時代の古銭・歴史的文書として収集家に珍重され、アメリカ建国期の史料としても高い学術的価値を持っています。

使い方・例文

「歴史の授業では、コンチネンタルの急激なインフレが健全な通貨制度の重要性を示す事例として取り上げられます。」

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