コモンタイマイとは?
こもんたいまい
コモンタイマイとは、インド・東南アジアを中心に広く分布するシロチョウ科の蝶で、白地に黒い縁取りをもつ端正な翅が特徴です。
コモンタイマイは、チョウ目シロチョウ科に属する蝶で、学名はAppias paulinaといいます。インド亜大陸から東南アジア・中国南部・オーストラリア北部にかけて広く分布し、日本では沖縄県の南西諸島(主に石垣島・西表島周辺)で見られる珍しい種です。
名前の「タイマイ」はマレー語・インドネシア語由来で、タイマイ(玳瑁、ウミガメの一種)の甲羅の模様に由来するとも、現地での呼び名が転じたともいわれます。翅の基本色は白で、雄は翅の縁に黒い縁取りが入るシンプルな配色をもちます。雌は雄より黄色みが強く、黒紋も広めです。
熱帯〜亜熱帯の低地から山麓にかけての森林縁や開けた草地を好み、花を訪れながら活発に飛び回ります。幼虫の食草はフウチョウボクなどのフウチョウボク科植物で、食草の分布と密接に関わって生息地が決まります。
日本では迷蝶として南西諸島で記録されることもあり、その記録は昆虫研究者の間で注目されます。シロチョウ科の中でも比較的大型で、飛翔力が高いことが特徴です。
使い方・例文
石垣島や西表島の熱帯林の縁で白い大型の蝶が飛ぶ場面で、コモンタイマイが観察されることがあります。南西諸島の蝶類図鑑では迷蝶の一種として記録されます。
この用語をシェア
最終更新: