ケサランパサランとは?
けさらんぱさらん
ケサランパサランとは、日本に伝わる正体不明の白くふわふわした謎の生き物(または物体)で、幸運をもたらすとされる不思議な民間伝承です。
ケサランパサランとは、日本各地に伝わる謎めいた存在で、白くて綿毛のような外見を持ち、空中をふわふわと漂うといわれています。その正体については諸説あり、植物の綿毛や動物の毛、鉱物の結晶、あるいは何か未知の生物など、現在も確定していません。
この言葉の語源も定かではなく、ポルトガル語や満洲語が起源という説、「何だかわからないもの」を意味する擬音的な言葉という説など複数あります。江戸時代ごろから記録が見られ、桐の箱に白粉(おしろい)とともに保管すると増えるとも伝えられてきました。
ケサランパサランにまつわる特徴として、次のようなものが挙げられます。
- 白くてふわふわとした外見で、タンポポの綿毛に似ているともいわれる
- 見た者に幸運や富をもたらすとされ、大切に保管する風習がある
- 他人に見せると福が逃げるといわれ、秘密にして祀る家もある
- 動植物・鉱物のいずれにも分類しにくい謎の存在として語り継がれてきた
科学的には、アザミやガマなどの植物の綿毛、または鉱物の変形物と考えられることが多いですが、正体が特定されていないことが長年にわたり人々の想像力を刺激し続けてきた理由のひとつでもあります。民間信仰や怪異譚の一種として、日本の文化に根付いた存在です。
使い方・例文
「押し入れの奥から白い綿毛のようなものが出てきた。もしかしてケサランパサランかもしれない」と話題になるような場面で使われます。
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