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ケイローンとは?

けいろーん

ケイローンはギリシア神話に登場する賢いケンタウロスで、英雄たちの師として医術・音楽・狩猟などを教えた存在です。

ケイローン(ケイロン)はギリシア神話における最も著名なケンタウロスで、上半身が人間・下半身が馬という姿をもちます。ほかのケンタウロスが粗野で好戦的な性格であるのに対し、ケイローンは高い知性と温厚な人格で知られ、神々と英雄たちの双方から信頼を受けていました。

ケイローンはティタン神クロノスとオーケアノスの娘フィリュラーの子とされ、神々の血を引く不死の存在でした。ペリオン山の洞窟に住み、医術・音楽・狩猟・弓術・予言など多方面にわたる学識を備えていました。その卓越した能力から、多くの英雄の養育と教育を担いました。

ケイローンが師として育てた英雄には次のような人物が挙げられます。

  • アキレウス(トロイア戦争の英雄)
  • イアソン(黄金の羊毛を求めた英雄)
  • アスクレピオス(医術の神)
  • ヘラクレス(十二の功業で知られる大英雄)

ケイローンは誤ってヘラクレスの毒矢に当たり、不死であるがゆえに癒えない苦しみを受けることになります。最終的に彼は不死を自ら手放し、プロメテウスに譲ることで苦しみから解放されました。その死後、ゼウスによって星座(いて座またはケンタウルス座)として天に祀られたとも伝えられます。

使い方・例文

医術の神アスクレピオスや英雄アキレウスを育てた存在として、古代ギリシアの文学や哲学の議論の中でケイローンの名が登場します。

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