グリセリンとは?
ぐりせりん
グリセリンとは、油脂の構成成分であり、無色透明で甘みのある粘性液体で、化粧品・食品・医薬品に広く利用される保湿・溶媒物質です。
グリセリン(glycerin)は、化学名をグリセロール(glycerol)といい、3つのヒドロキシ基(-OH)を持つアルコールの一種です。植物油や動物性油脂を石けん・バイオディーゼルに加工する際に副産物として得られるほか、化学合成でも製造されます。
グリセリンの最大の特徴は、強い吸湿性(保湿力)です。空気中の水分を引きつけ、肌の角質層に水分を保持する働きがあります。この性質から、スキンケア化粧品(化粧水・乳液・クリーム)の保湿成分として古くから広く配合されています。
グリセリンは多様な分野で利用されています。
- 化粧品・スキンケア:保湿剤・溶剤・テクスチャー調整剤
- 食品:甘味料・保湿剤・溶媒(チョコレート・ガム・菓子類)
- 医薬品:浣腸薬・座薬・錠剤の添加剤
- 工業:ニトログリセリンの原料・不凍液成分
食品添加物や医薬品に使用されるグリセリンは高純度品が求められます。天然由来(植物油脂から)のものと合成品があり、ビーガン対応製品では植物由来であることが重視されます。安全性が高く、肌への刺激も少ないため、乾燥肌・敏感肌向け製品にも多用されます。
使い方・例文
化粧水の成分表示でグリセリンが上位に記載されている場合、その製品は高い保湿力を持つことが期待でき、乾燥が気になる季節に特に効果を発揮します。
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