グスタフ・ヴァーサとは?
ぐすたふゔぁーさ
グスタフ・ヴァーサとは、16世紀にスウェーデン王国を建国し、宗教改革を推進した近代スウェーデンの父とも称される国王です。
グスタフ・ヴァーサ(1496〜1560年)は、スウェーデン国王(在位1523〜1560年)で、ヴァーサ朝の創始者です。1523年にデンマーク主導のカルマル同盟からスウェーデンを独立させ、近代スウェーデン国家の礎を築いたことで「スウェーデンの父」と呼ばれています。
彼が権力を握る前夜、スウェーデンはデンマーク王クリスティアン2世による「ストックホルムの血浴」(1520年)という大虐殺を経験しており、グスタフはこの混乱の中で民衆の支持を得て蜂起しました。独立達成後は、宗教改革を積極的に推進してカトリック教会の財産を没収し、ルター派プロテスタントをスウェーデンの国教として定めました。これにより、教会の富が王権強化の財源となりました。
グスタフ・ヴァーサの主要な改革内容は以下の通りです。
- カルマル同盟からの独立とスウェーデン王国の再建
- 宗教改革の断行とルター派国教化
- 中央集権的な官僚機構の整備と徴税制度の近代化
- 王位の世襲制確立による政治的安定の担保
37年間の長期統治を通じて内政を整え、軍事力を強化したグスタフ・ヴァーサは、後にスウェーデンが北欧の大国へと成長する基盤を作った君主として高く評価されています。
使い方・例文
ヨーロッパ近世史や宗教改革の文脈で、北欧における国家建設の代表例として取り上げられます。
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