カルマとは?
かるま
カルマとは、行為とその結果が因果としてつながるという概念で、ヒンドゥー教・仏教などインド発祥の思想に由来する「業(ごう)」を指します。
カルマ(Karma)はサンスクリット語で「行為」を意味し、日本語では業(ごう)と訳されます。元来はヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教など古代インドの宗教・哲学における根幹概念で、「行いはその結果を生み出す」という因果律を表します。
思想の核心は、善い行為は善い結果をもたらし、悪い行為は悪い結果をもたらすという連鎖です。仏教では、身(行動)・口(言葉)・意(思考)の三業が来世の生まれ変わりや現世での境遇を決定すると考えられています。ヒンドゥー教では輪廻(サンサーラ)と結びつき、魂が業を解消して解脱(モクシャ)に至る過程が重視されます。
現代では宗教的文脈を離れ、以下のような意味でも広く使われています。
- 「カルマがある」:過去の行いによる因縁や報いがあること
- SNS・口語での「カルマ返し」:悪事をした人へのしっぺ返し
- Redditなどオンラインコミュニティの「カルマポイント」:投稿評価の累積スコア
哲学的には道徳的責任や自由意志の問題とも深く絡みます。東洋思想の広がりとともに欧米でも普及し、「You reap what you sow(まいた種は刈り取る)」という概念と並べて語られることも多い言葉です。
使い方・例文
「あの人は人を傷つけてきたから、いつかカルマで返ってくる」のように、日本語でも「行いの報い」という意味で日常会話に登場します。
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