グスタフ・レオンハルトとは?
ぐすたふれおんはると
グスタフ・レオンハルトは、20世紀を代表するオランダ出身の鍵盤楽器奏者・指揮者で、古楽演奏運動の先駆者として知られます。
グスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt、1928〜2012年)は、オランダ生まれのチェンバロ奏者・オルガン奏者・指揮者であり、バロック音楽の歴史的演奏実践(古楽演奏)を世界的に普及させた中心的人物のひとりです。
バーゼル音楽院で学んだのち、ウィーンでチェンバロをさらに研鑽し、1950年代から演奏活動を開始しました。当時はピアノによるバッハ演奏が主流だった時代に、チェンバロという歴史的楽器の復権に尽力し、バッハの鍵盤作品を徹底的に研究・録音したことで国際的な名声を得ました。
代表的な業績としては以下が挙げられます。
- ヨハン・ゼバスティアン・バッハのクラヴィーア曲全集の録音
- ニコラウス・アーノンクールとの共同によるバッハ・カンタータ全集録音(史上初の古楽器使用による全集)
- レオンハルト・コンソートを率いた室内楽演奏
- アムステルダム音楽院での後進育成
彼の演奏は技巧的な完璧さよりも音楽の内的論理と様式的真摯さを重んじ、後世の古楽演奏家たちに多大な影響を与えました。映画『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』(1968年)でバッハ本人を演じたことでも知られています。
使い方・例文
「グスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏でバッハのゴルトベルク変奏曲を聴く」という文脈で登場します。バロック音楽の古楽演奏を語る際に必ず言及される人物です。
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