クローネとは?
くろーね
クローネとは、スカンジナビア諸国やチェコ・スロバキアなどの国々で使用されている通貨単位の名称で、「王冠」を意味します。
クローネ(Krone)は、ヨーロッパの複数の国で使用される通貨単位の名称です。語源はラテン語の「コロナ(corona)」、すなわち「王冠」に由来しており、かつての君主制国家が王権の象徴として採用したことからこの名が広まりました。
現在「クローネ」または類似の名称を持つ通貨には以下のものがあります。
- デンマーク・クローネ(DKK)— デンマーク・グリーンランド・フェロー諸島で流通
- ノルウェー・クローネ(NOK)— ノルウェーで使用
- スウェーデン・クローナ(SEK)— スウェーデンで使用(女性形「クローナ」)
- チェコ・コルナ(CZK)— チェコ共和国で使用(チェコ語形)
- アイスランド・クローナ(ISK)— アイスランドで使用
これらの国々はEUに加盟しているものの、独自通貨を維持してユーロを採用していない場合が多く、通貨政策の独立性を保っています。北欧諸国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)のクローネは、安定した経済基盤を背景に国際市場でも信頼性が高い通貨として知られています。
歴史的には、19世紀後半に北欧三国が貨幣制度を統一した「スカンジナビア通貨同盟」が形成され、この際に「クローネ」が共通の通貨名として採用されました。この同盟は第一次世界大戦後に解消されましたが、名称はそれぞれの国で引き継がれています。
使い方・例文
デンマーク旅行の際には両替所でデンマーク・クローネ(DKK)に換金する必要があります。ノルウェーやスウェーデンでも、EUに加盟しながらユーロではなく独自のクローネ/クローナが使われています。
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