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クロード・シモンとは?

くろーどしもん

クロード・シモンは、ヌーヴォー・ロマンの代表的作家でノーベル文学賞受賞者(1985年)のフランス人小説家で、時間・記憶・戦争体験を独自の文体で描きました。

クロード・シモン(Claude Simon、1913〜2005年)は、フランス語で執筆したフランスの小説家です。マダガスカル島タナリブに生まれ、幼少期に父を第一次世界大戦で亡くしました。1940年のフランス敗戦時に騎兵として従軍し捕虜となった体験は、その後の作品に深く刻み込まれています。

シモンはアラン・ロブ=グリエらとともに「ヌーヴォー・ロマン(新しい小説)」の旗手として位置づけられます。ヌーヴォー・ロマンとは、伝統的な物語の筋・心理描写・時系列を解体し、知覚・感覚・記憶の断片を前面に出す1950〜60年代フランスの文学運動です。シモンの文体は特に、句読点の少ない長大な文章と、現在・過去・想像が絡み合う複雑な時間構造が特徴です。

代表作に『フランドルへの道』(1960年)があり、第二次世界大戦の戦闘の記憶と農場の光景が重層的に交差する濃密な作品です。1985年にノーベル文学賞を受賞し、その際の評は「詩人と画家の創造力を組み合わせ、人間の条件の本質を深く描いた」というものでした。

使い方・例文

フランス現代文学やヌーヴォー・ロマンの解説、または20世紀ノーベル文学賞受賞作家を紹介する際にクロード・シモンが取り上げられます。

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