クロスカレンシースワップとは?
くろすかれんしーすわっぷ
異なる通貨建ての元本と金利を一定期間にわたり交換する取引で、外貨での資金調達コストを抑えるために活用されるデリバティブです。
クロスカレンシースワップ(Cross Currency Swap、CCS)とは、異なる通貨の元本と金利を取引開始時と満期時に交換し、その期間中は互いの通貨建てで利息を支払い続ける金融デリバティブ取引です。「通貨スワップ」とも呼ばれます。
たとえば日本企業が米ドル建て資金を必要とする場合、円建て元本を相手方に渡してドル建て元本を受け取り、期間中は受け取ったドルに対するドル金利を支払い、渡した円に対する円金利を受け取ります。満期時には最初に交換した元本を交換し合って取引が終了します。為替リスクはヘッジするかどうかは別途対応が必要です。
金利スワップとの主な違いは、クロスカレンシースワップでは元本の通貨交換が伴う点です。通常の金利スワップは同一通貨内での固定・変動金利の交換に限られます。
外債発行による資金調達時のヘッジ、海外投資のための資金確保、外貨建て資産・負債の通貨一致など、多国籍企業・金融機関の財務管理において幅広く用いられています。市場の需給バランスを反映した「ベーシス(通貨ベーシス)」と呼ばれる追加スプレッドが生じることもあります。
使い方・例文
日本の銀行が米ドル建て融資の資金を調達するために、円を担保にクロスカレンシースワップでドルを調達し、金利差を利用して採算を確保します。
この用語をシェア
最終更新: