クレーン・ショットとは?
くれーんしょっと
クレーン・ショットとは、クレーンや専用のカメラジブにカメラを取り付け、高所から大きく移動しながら撮影するカメラワークです。
クレーン・ショット(Crane Shot)とは、映画・テレビ撮影においてカメラをクレーン(起重機)や専用の伸縮アーム(ジブ・アーム)に設置し、地上から数メートル〜十数メートルの高さまで昇降させながら移動撮影するカメラワークの技法です。大型クレーンを用いるものから、小型のジブアームを使うものまで規模は様々です。
クレーン・ショットが映像にもたらす主な効果は以下のとおりです。
- スケール感の提示:俯瞰することで場所・群衆・風景の広がりを一望させる
- 劇的な引き:シーンの終わりに上昇しながら引いていき、壮大な余韻を残す
- 視点の転換:地上の登場人物の視点から神の視点へと滑らかに移行する
- ダイナミックな追跡:アクションシーンで被写体を縦横に追う
映画の冒頭や結末のシーンで用いられることが多く、観客に「スペクタクル」の感覚を与えます。スタンリー・キューブリックやデビッド・リーンなど巨匠監督たちがクレーン・ショットを効果的に活用した作品を数多く残しています。
現代では小型の電動ジブやドローン撮影が普及したことで、かつては大規模撮影でしか実現できなかった空撮・高所移動ショットが低コストで可能になっています。
使い方・例文
「映画のエンディングでカメラがゆっくりと上昇するクレーン・ショットを使い、町全体が画面に収まる壮大なラストカットを演出した」のように使います。映画技法や撮影術の解説で登場します。
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