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クリミア半島とは?

くりみあはんとう

クリミア半島とは、黒海とアゾフ海に挟まれたウクライナ南部の半島で、歴史的・地政学的に重要な地域です。

クリミア半島(クリミアはんとう)は、東ヨーロッパ黒海北岸に突き出た面積約2万6千平方キロメートルの半島です。北でウクライナ本土とペレコープ地峡によってつながり、東はケルチ海峡を挟んでロシアのクラスノダール地方と向かい合っています。主要都市はシンフェロポリ(行政中心地)とセヴァストポリ(軍港都市)です。

半島の歴史は古く、古代ギリシャの植民都市、スキタイ・クリミア・ハン国(タタール系イスラム国家)、オスマン帝国の支配を経て、18世紀末にロシア帝国に併合されました。その後ソビエト連邦の時代には1954年にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国からウクライナ・ソビエト連邦社会主義共和国へと移管され、ソ連崩壊後はウクライナ領の自治共和国となりました。

2014年、ロシアはウクライナ政変に続く政情不安に乗じて軍事的に半島を制圧し、住民投票を経てロシアへの編入を宣言しました。ウクライナや国際社会の多くはこれを国際法違反として認めておらず、半島の帰属問題は現在も未解決の地政学的緊張点となっています。黒海艦隊の母港を抱えるセヴァストポリは軍事戦略上きわめて重要な拠点であり、争いの核心ともなっています。

基本データ

人口 約234万人
面積 27,000 km²

出典:Wikidata

使い方・例文

クリミア半島は2014年のロシアによる併合宣言をきっかけに国際的な制裁問題や安全保障論議の中心として頻繁にニュースで取り上げられ、地政学や国際法を学ぶ際に必ず言及される地名です。

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