クリソベリルキャッツアイとは?
くりそべりるきゃっつあい
クリソベリルキャッツアイとは、光を当てると猫の目のように一本の輝く線が浮かび上がる希少な宝石です。
クリソベリルキャッツアイは、クリソベリル(BeAl₂O₄)という鉱物の一種で、シャトヤンシー(遊色効果の一種)と呼ばれる独特の光学現象を示す宝石です。光を当てると石の表面に鮮明な一本の光の線(アイ)が浮かび上がり、まるで猫の瞳のように見えることからこの名がつきました。
このアイの正体は、鉱物内部に平行に並んだ細い繊維状のインクルージョン(内包物)が光を反射することで生じます。カボション(ドーム状)にカットして磨くことで効果が最大限に現れます。
宝石の世界では「キャッツアイ」という呼称は、単独ではクリソベリルキャッツアイのみを指すほど格が高く、他の石で同様の現象が見られる場合は「クォーツキャッツアイ」「タイガーキャッツアイ」などと素材名を冠して区別されます。
主な産地はスリランカ・ブラジル・インドなどで、色はハニーイエロー(蜂蜜色)からアップルグリーン(黄緑色)までさまざまです。中でもハニーカラーのものは最も珍重されます。
ジュエリーとしての特徴:
- カボションカットが必須(ファセットカットではアイが現れない)
- モース硬度8.5と非常に硬く耐久性が高い
- アレキサンドライトと同じクリソベリル属の宝石
- 産出量が少なく、アイの鮮明さが価値を左右する
使い方・例文
指輪やペンダントにセットされたクリソベリルキャッツアイは、光の角度を変えるたびにアイが動いて見える神秘的な演出を楽しめます。
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