クリストバル・デ・モンドラゴンとは?
くりすとばるでもんどらごん
クリストバル・デ・モンドラゴンとは、16世紀のスペインの軍人で、オランダ独立戦争においてスペイン軍の司令官として長年活躍した人物です。
クリストバル・デ・モンドラゴン(1514頃〜1596年)は、スペイン・アラゴン出身の軍人で、16世紀後半のオランダ(ネーデルラント)独立戦争においてスペイン軍の重要な将帥として活動しました。
若い頃からスペイン軍に従事し、イタリアやアフリカ北岸での戦役を経験しました。1560年代以降、フェリペ2世の命令でネーデルラント(現在のオランダ・ベルギー周辺)に派遣され、オレンジ公ウィレムを中心とする独立派との戦いに従事しました。
モンドラゴンは特に要塞戦と包囲戦の専門家として知られていました。ネーデルラントの水辺の地形を利用した攻防戦において、堤防の開放による洪水作戦に対応しながら攻略を進める難しい指揮を担いました。1572年のゴリンヘム(ゴルクム)攻略や、各地の守備・攻城戦で活躍が記録されています。
70歳を超えても前線に立ち続けた老将としても有名で、その体力と意志の強さはスペイン軍の中でも語り草となりました。長期にわたる消耗戦が続くネーデルラント戦線において、スペイン側の軍事的主柱のひとりとして機能しました。晩年はフリシア地方の総督を務め、80歳を超えた長命をまっとうしました。
使い方・例文
16世紀のスペイン帝国とオランダ独立戦争を扱う歴史書で、スペイン軍の将帥として登場します。「老将」「長命の軍人」として逸話と共に紹介されることがあります。
この用語をシェア
最終更新: