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クナ族とは?

くなぞく

クナ族とは、パナマのサン・ブラス諸島などに居住し、独自の自治と精巧な手工芸で知られる先住民族です。

クナ族(Kuna、現在は「グナ族/Guna」の表記も使用される)は、パナマカリブ海に浮かぶサン・ブラス諸島(コマルカ・グナ・ヤラ)を中心に、パナマとコロンビア国境付近のダリエン地方にも居住する先住民族です。

クナ族はその強い自治意識で知られ、1925年にはパナマ政府の同化政策に対して蜂起(トゥレ革命)を起こし、一定の自治権を獲得した歴史を持ちます。現在もコマルカ(自治区)という独自の行政区画を持ち、伝統的な慣習法によって社会を運営しています。

文化的には「モラ(Mola)」と呼ばれる多層の布を重ねた精緻なアップリケ手工芸が特に有名です。モラは女性が制作し、鮮やかな幾何学模様や動物・植物をモチーフとした意匠は、現在も世界中のコレクターや博物館に高く評価されています。言語はクナ語(グナ語)を使用し、口承文化も豊かに伝えられています。

サン・ブラス諸島の低平な島々は海面上昇の影響を強く受けており、気候変動によるコミュニティの移転が喫緊の課題となっています。

使い方・例文

先住民族の自治権や伝統工芸を紹介する文章で、クナ族のモラや自治区の事例がよく引用されます。

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