ギネス・ジョーンズとは?
ぎねすじょーんず
ギネス・ジョーンズは、ウェールズ出身の世界的ソプラノ歌手で、特にワーグナーのオペラにおける力強い演奏で国際的な名声を確立しました。
ギネス・ジョーンズ(Gwyneth Jones、1936年生まれ)は、ウェールズのポンティプールで生まれたソプラノ歌手です。ロンドンの王立音楽院で学んだのち、1960年代初頭にウェールズ国立オペラでデビューし、その後急速に国際的なキャリアを築いていきました。
彼女の名声を決定づけたのは、ワーグナーの楽劇での活躍です。とりわけ『トリスタンとイゾルデ』のイゾルデ役、『ニーベルングの指環』のブリュンヒルデ役では、その圧倒的な声量と劇的な表現力で聴衆を魅了しました。バイロイト音楽祭には長年にわたって出演し、カール・ベームやゲオルク・ショルティといった著名な指揮者とも共演しました。
ワーグナー作品のほかにも、ヴェルディやプッチーニなどのイタリア・オペラでも高い評価を受け、幅広いレパートリーをもつ声楽家として認められました。コヴェント・ガーデン王立歌劇場やウィーン国立歌劇場など、世界の主要オペラ劇場を舞台に活躍しました。
1976年にはCBE(大英帝国勲章)を受章し、1986年にはデイム(Dame)の称号を授与されています。ウェールズ出身の歌手として国民的な誇りとなっており、声楽教育の分野でも後進の指導に携わっています。
使い方・例文
ワーグナーのオペラを語る文脈や、20世紀後半の偉大なドラマティック・ソプラノの一覧に必ず名前が挙がります。
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