ギドン・クレーメルとは?
ぎどんくれーめる
ギドン・クレーメルとは、ラトビア出身の世界的ヴァイオリニストで、古典から現代音楽まで幅広いレパートリーと知的な演奏スタイルにより20世紀後半以降のクラシック界をリードする人物です。
ギドン・クレーメル(Gidon Kremer)は、1947年にラトビアのリガ生まれのヴァイオリニストです。モスクワ音楽院でダビッド・オイストラフに師事し、1967年のパガニーニ国際コンクール、1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝して国際的な名声を確立しました。
その演奏は、超絶技巧に裏打ちされた確かな技術と、知性的で分析的な音楽解釈が特徴です。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスなどの古典的なレパートリーに加え、シュニトケ、グバイドゥーリナ、ペルト、ピアソラなど現代作曲家の作品を積極的に取り上げ、現代音楽の普及に大きく貢献しました。特にソビエト時代の作曲家たちの作品を西側に紹介した功績は高く評価されています。
1981年にソ連を離れ西側で活動を本格化させた後、1997年には自ら室内オーケストラ「クレメラータ・バルティカ」をバルト三国の若手音楽家で結成し、教育活動にも積極的に取り組んでいます。録音面では膨大なディスコグラフィーを誇り、グラモフォン賞など国際的な音楽賞を多数受賞しています。演奏会ではしばしばMCを行い、聴衆との対話を大切にするスタイルも彼らしい特徴です。
使い方・例文
「ギドン・クレーメルのヴァイオリンは、技術の完成度だけでなく現代音楽への深い洞察が宿っていると評される」のように、ヴァイオリンやクラシック音楽の評論で言及されます。
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