キャラコとは?
きゃらこ
キャラコとは、インドのカリカット地方を起源とする平織りの薄手綿布で、染色や捺染のベース素材として広く使われる織物です。
キャラコ(calico)とは、インドのカリカット(現在のコーリコード)を原産地とする平織りの綿布で、比較的薄手で目が詰んだ素材のことです。英語では「calico」と表記し、日本語では「更紗(さらさ)」とほぼ同義で使われることもありますが、厳密には素材としての生地を指します。
キャラコの起源はインドにあり、古くから現地で高品質な綿織物が生産されていました。17〜18世紀にイギリス東インド会社がインドからヨーロッパへキャラコを大量に輸入したことで、ヨーロッパ全土に広まりました。その安価さと使いやすさから爆発的な人気を博しましたが、イギリス国内の毛織物・絹織物産業を圧迫したため、一時期輸入規制の対象となったほどです。
素材としての特徴は次の点にあります。
- 軽量で通気性が良く、夏素材に適している
- 漂白・染色・捺染(プリント)がしやすい
- 比較的丈夫で洗濯に強い
- コストパフォーマンスに優れる
現代では衣料品・寝具・カーテンなどの素材として広く使われるほか、パッチワークキルトの生地としても定番素材です。また「更紗プリント」として知られる花柄・幾何学模様の捺染生地は、キャラコをベースにしたものが多く見られます。
使い方・例文
手芸店でパッチワーク用の生地を選ぶ際や、インド更紗の布を説明する文脈で「キャラコ素材」という言葉が使われます。
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