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カール・シュミット=ロットルフとは?

かーるしゅみっとろっとるふ

カール・シュミット=ロットルフとは、20世紀ドイツ表現主義の先駆的グループ「ブリュッケ」の創設メンバーのひとりで、大胆な色彩と力強い筆致で知られる画家です。

カール・シュミット=ロットルフ(Karl Schmidt-Rottluff、1884〜1976年)は、ドイツ表現主義を代表する画家版画家で、出身地ロットルフの名を自らの姓に組み込んだ芸術家です。

1905年、ドレスデン工科大学の学生時代に、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー、エーリッヒ・ヘッケル、フリッツ・ブライルとともに芸術グループ「ブリュッケ(橋)」を結成しました。ブリュッケはドイツ表現主義の出発点となる重要なグループで、従来の写実的な絵画を否定し、感情を直接的に表現することを目指しました。

シュミット=ロットルフの作風の特徴は次の通りです。

  • 原色に近い強烈な色彩の使用
  • 輪郭線を大胆に単純化した力強い形態
  • アフリカや太洋州の原始芸術(プリミティヴィズム)からの影響
  • 木版画における鋭く荒々しい切り込み

ナチス政権下では「退廃芸術」として弾圧を受け、絵画制作を禁じられました。第二次世界大戦後はベルリン芸術大学で教鞭をとり、1976年に92歳で亡くなりました。その長い生涯を通じて表現主義の精神を貫いた画家として、ドイツ近代美術史に重要な位置を占めています。

使い方・例文

ドイツ表現主義の展覧会では、シュミット=ロットルフの木版画や油彩画がブリュッケの他のメンバーの作品とともに展示され、その独特の原色使いを間近に見ることができます。

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