カンツォーネとは?
かんつぉーね
カンツォーネとは、イタリアの伝統的なポピュラー音楽の総称で、情熱的な旋律と詩情豊かな歌詞が特徴です。
カンツォーネ(Canzone)とは、イタリア語で「歌」を意味する言葉で、主にイタリアの伝統的なポピュラー歌謡・民謡的な歌曲の総称として使われます。ナポリ民謡を源流とする南イタリアの音楽文化が特に有名で、世界中で親しまれるジャンルとなっています。
カンツォーネの歴史は古く、中世の吟遊詩人の歌にまでさかのぼりますが、現代的な意味でのカンツォーネは19世紀のナポリで発展したと言われています。「オ・ソレ・ミオ」「フニクリ・フニクラ」「サンタ・ルチア」など、日本でも広く知られた楽曲がこのジャンルに属します。
カンツォーネの音楽的特徴としては、以下が挙げられます。
- 情感豊かで起伏のある旋律(メロディーラインが美しく歌いやすい)
- 愛・故郷・人生への讃歌など普遍的なテーマの歌詞
- テノール(男性高音)やソプラノによる朗々とした歌唱スタイル
- アコーディオン・マンドリン・ギターなど民俗的な楽器との親和性
1951年に始まったサンレモ音楽祭はカンツォーネの登竜門として有名で、ここから世界的ヒット曲が数多く生まれました。イタリア語の流麗な音韻美もカンツォーネの魅力のひとつで、オペラと並ぶイタリア声楽文化の代表として国際的に高く評価されています。
使い方・例文
イタリア料理店の BGM として「オ・ソレ・ミオ」が流れる場面や、音楽の授業でイタリアの民族音楽として紹介される場面などで登場します。
この用語をシェア
最終更新: