カルトグラムとは?
かるとぐらむ
カルトグラムとは、地図上の各地域の面積を実際の地理的広さではなく、人口や経済規模などの統計値に比例させて描いた特殊な地図のことです。
カルトグラム(cartogram)は、地理的な正確さよりも統計データの視覚化を優先した地図表現の手法です。通常の地図では各地域の面積は実際の物理的な広さを反映しますが、カルトグラムでは特定の変数(人口・GDP・選挙得票数など)に比例するよう各地域の面積を変形させます。
カルトグラムには大きく分けて次の種類があります。
- 面積カルトグラム:各地域の面積を統計値に比例させ、隣接関係を保ちながら変形させたもの
- ドルメンカルトグラム:各地域を正方形や円などの規則的な図形で代替するもの
- 連続型カルトグラム:地域の形状を保ちつつ、接続関係を維持しながら変形するもの
例えば世界人口カルトグラムでは、人口大国のインドや中国は広大に描かれ、逆にオーストラリアやカナダのような国土は広いが人口の少ない国は非常に小さく描かれます。これにより、数字の羅列ではなく視覚的に直感的にデータの分布や大小関係を把握することができます。
カルトグラムは選挙結果の分析・経済統計・疾病分布など様々な分野で活用されており、データジャーナリズムや学術研究における効果的な視覚化ツールとして広く使われています。一方で、慣れ親しんだ地図の形状とかけ離れるため、読み解くのに慣れが必要という側面もあります。
使い方・例文
選挙の結果を示すカルトグラムでは、有権者数の多い都市部が大きく、過疎地域が小さく描かれるため、どの地域で多くの票が動いたかを一目で理解できます。
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