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カルケドン信条とは?

かるけどんしんじょう

カルケドン信条とは、451年の第4回エキュメニカル公会議(カルケドン公会議)で採択されたキリスト教の信仰告白で、イエス・キリストが「真の神かつ真の人」であるという両性論を定式化したものです。

カルケドン信条(カルケドンしんじょう、Chalcedonian Definition)は、451年にビザンティン帝国のカルケドン(現在トルコ・カドゥキョイ)で開催された第4回エキュメニカル公会議(カルケドン公会議)において制定されたキリスト教の信仰定式です。ローマ・コンスタンティノープル・アレクサンドリア・アンティオキア・エルサレムの五大総主教区が参加し、約600人の聖職者が列席したとされます。

信条の中心命題は、イエス・キリストは「神性と人性の二つの本性(フィシス)をもつ一つの位格(ヒュポスタシス)」であるというものです。この定式は以下の異端説を明確に排除しました。

  • ネストリウス派:キリストの神性と人性を別々の位格に分けるとした説
  • エウテュケス派(単性論):神性と人性が混合してひとつの本性になるとした説
  • アポリナリウス派:キリストに完全な人性はないとした説

カルケドン信条はローマカトリック・東方正教会・プロテスタント主要教派に共通して受け入れられており、現代キリスト教神学の根幹をなす文書とされています。一方、コプト教会・エチオピア正教会・アルメニア使徒教会などは単性論の立場から信条を拒否し、この公会議を契機に分離した「非カルケドン系東方諸教会」を形成しました。

使い方・例文

キリスト教神学の講義や神学校のテキストで「カルケドン信条に基づく両性論」として解説される場面や、コプト教会とカトリックの歴史的分裂を説明する文脈で「カルケドン公会議での決裂」として登場します。

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