カウンターテナーとは?
かうんたーてなー
カウンターテナーとは、成人男性が裏声(ファルセット)を用いて女声域の高音を歌う声種のことです。
カウンターテナー(countertenor)は、成人男性の声種のひとつで、ファルセット(裏声)や頭声を主体に使い、アルトからソプラノに相当する高音域を担当します。
その起源は中世・ルネサンスの教会音楽にあります。かつてカトリック教会では女性が聖歌隊に加わることを禁じられていたため、男性が高音パートを担う必要がありました。バロック時代にはカストラート(去勢歌手)が主流でしたが、カウンターテナーもオペラや宗教音楽で重要な役割を担いました。
声域による分類としては次のようなものがあります。
- コントラルト域:最も低いカウンターテナー。
- アルト域:最も一般的な音域。
- ソプラニスト:ソプラノ域まで達する最高音域。
20世紀後半にバロック音楽の演奏様式を歴史的に再現する「古楽運動」が盛んになると、カウンターテナーへの注目が大きく高まりました。アルフレッド・デラーやアンドレアス・ショルなどの歌手が世界的に知られています。現代ではクラシックだけでなくポップスやロックなど様々なジャンルでも活躍する歌手がいます。
使い方・例文
「ヘンデルのオペラでカウンターテナーが主役を演じ、その透き通った高音に観客は魅了された」のように使います。
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