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オートマティスムとは?

おーとまてぃすむ

オートマティスムとは、理性による検閲を排して無意識の働きを直接表現するシュルレアリスムの創作手法です。

オートマティスム(automatisme)は、20世紀前半にシュルレアリスムの思想家・詩人アンドレ・ブルトンが提唱した創作手法で、理性や道徳・美的規範による意識的な制御を極力排し、無意識から湧き出るイメージや言葉をそのまま書き留めたり描いたりすることを意図しています。日本語では「自動書記」あるいは「自動描法」とも訳されます。

オートマティスムの実践方法と特徴は次の通りです。

  • 自動書記:頭に浮かぶ言葉を検閲せず次々と書き続ける文学的手法。ブルトンとフィリップ・スーポーの共著『磁場』が代表的な実践例です
  • 絵画への応用:マックス・エルンスト(フロッタージュ・コラージュ)、アンドレ・マッソン(砂絵)などが絵画においてオートマティスムを探求しました
  • 精神分析との連関:フロイトの無意識理論に触発されており、夢や抑圧された欲望を表面化させることで人間の心の深層に迫ろうとします

オートマティスムはシュルレアリスムの核心的技法として1920〜40年代に盛んに実践され、後のアクション・ペインティング(ジャクソン・ポロックらのアメリカ抽象表現主義)にも大きな影響を与えました。意識と無意識の境界を問い直すこの考え方は、現代アートや詩にも受け継がれています。

使い方・例文

オートマティスムの実践として、思考を止めずに紙の上でペンを走らせ続けるドローイングや、眠りにつく直前に見たイメージを速記する試みが行われました。

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