オートスロットルとは?
おーとすろっとる
オートスロットルとは、航空機のエンジン推力を自動的に制御し、指定した速度や飛行フェーズに応じてスロットルレバーを自動操作するシステムのことです。
オートスロットル(autothrottle、AT)は、オートパイロットシステムの一部として機能し、パイロットが設定した目標速度や飛行状態を維持するためにエンジンの推力を自動調節する装置です。英語では「autothrottle」または「auto-throttle」と表記され、エアバス機では「autothrust(オートスラスト)」とも呼ばれます。
仕組みとしては、飛行管理システム(FMS)と連携して現在の速度・高度・飛行フェーズを常時モニタリングし、目標値との差を埋めるようエンジン推力を増減させます。スロットルレバーが物理的に自動で動く機種と、レバーは固定したままで電子的に推力を制御する機種があります。
オートスロットルが活躍する場面は以下のとおりです。
- 離陸時の推力設定(TO/GA モード)
- 巡航中の速度維持
- 降下・アプローチ時の速度管理
- 着陸直前のフレアでのアイドル移行
パイロットの作業負荷を大幅に軽減し、燃料消費の最適化にも貢献します。一方で、オートスロットルへの過度な依存や誤操作が事故につながった事例もあり、パイロットは動作状態を常に監視し、必要に応じて手動に切り替える判断が求められます。
使い方・例文
「巡航中はオートスロットルが自動的に推力を微調整し、設定した速度を一定に保ち続けた。」
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