オルドス高原とは?
おるどすこうげん
オルドス高原とは、中国北部の内モンゴル自治区に広がる黄河に囲まれた半乾燥の高原地帯で、砂漠・草原・石炭資源で知られます。
オルドス高原(鄂爾多斯高原)は、中国の内モンゴル自治区南部に位置する標高1000〜1500メートルほどの高原地帯です。北・東・南の三方を黄河が大きく蛇行しながら囲む地形が特徴で、黄河の「河套」(川の套)とも呼ばれる弧状の地形の内側に収まっています。
気候は半乾燥ないし乾燥性で、年間降水量は比較的少なく、西部はゴビ砂漠に接する砂漠地帯(毛烏素砂漠・庫布斉砂漠)が広がり、東部には草原地帯が展開します。歴史的にはモンゴル系遊牧民が暮らす地として知られ、「オルドス」はモンゴル語で「宮殿(複数)」を意味するとされています。チンギス・ハーンの陵墓(成吉思汗陵)もこの地域に置かれています。
近現代においては膨大な石炭・天然ガス・希少金属の埋蔵が確認され、中国有数の資源産地となっています。石炭開発に伴う急速な経済成長が進んだ一方で、砂漠化・環境破壊・大気汚染なども深刻な課題となっています。
砂漠化対策として植林・緑化事業も進められており、環境保全と資源開発のバランスが問われる地域として国際的にも注目されています。
使い方・例文
地理や環境問題を扱う授業や文献では、黄河流域の砂漠化の事例としてオルドス高原が取り上げられることがあります。また、中国のエネルギー政策の文脈でも頻繁に言及されます。
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