オポジションとは?
おぽじしょん
オポジションとは、地球から見て太陽と惑星が正反対の方向に位置する天文現象のことで、「衝」とも呼ばれ、惑星観測の好機です。
オポジション(opposition)とは、地球・太陽・惑星の三者が一直線に並び、惑星が太陽の正反対方向(地球から見て180度)に位置する天文現象です。日本語では「衝(しょう)」と呼ばれます。地球よりも外側を公転する外惑星(火星・木星・土星・天王星・海王星)においてのみ起こります。
オポジションが惑星観測の好機とされる主な理由は以下の通りです。
- 地球と惑星の距離が最も近くなり(または近い時期)、惑星が大きく見える
- 惑星が太陽と反対側にあるため、一晩中(日没から日の出まで)観測できる
- 惑星が南中する真夜中頃に空の高い位置に来る
- 太陽光が惑星をほぼ正面から照らすため、影が少なく明るく見える(「衝効果」とも呼ばれる)
各惑星のオポジションの頻度は公転周期によって異なります。火星は約2年2か月ごと、木星は約1年1か月ごと、土星は約1年2か月ごとにオポジションを迎えます。特に火星は軌道が楕円形のため、オポジションのたびに地球との距離が大きく変わり、最接近するオポジション(大接近)と遠い接近とで見かけの大きさが数倍異なります。
アマチュア天文家にとってオポジションの時期は惑星観測の計画を立てるうえで重要な指標となっています。
使い方・例文
「今年の木星オポジションは秋に来る予定で、望遠鏡でガリレオ衛星の動きを観察する絶好のチャンスだ」といった文脈で使われます。
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