オブジェクト指向とは?
おぶじぇくとしこう
オブジェクト指向とは、データと処理をひとまとまりの「オブジェクト」として設計するプログラミングの考え方です。
オブジェクト指向(Object-Oriented)とは、プログラムを「オブジェクト」と呼ばれる独立した部品の集まりとして設計・構築するパラダイムです。各オブジェクトはデータ(属性)と、そのデータを操作する手続き(メソッド)を一体として持ちます。
主な概念は以下の三つです。
- カプセル化:内部の実装を隠蔽し、外部からは決められたインターフェースを通じてのみ操作する。
- 継承:既存のクラスの性質を引き継いで新しいクラスを定義し、コードの再利用性を高める。
- ポリモーフィズム:同じ操作を異なるオブジェクトに対して統一的に行えるようにする仕組み。
1960年代のSimula言語に起源を持ち、1980〜90年代にC++やJavaの普及とともに主流となりました。現在はPython・Ruby・SwiftなどほぼすべてのモダンなプログラミングLanguageがオブジェクト指向をサポートしています。
オブジェクト指向を採用することで、大規模なソフトウェアでも機能ごとに部品化でき、変更・テスト・チームでの分業がしやすくなります。現代のアプリ開発・Webシステム・ゲームエンジンなど、あらゆる分野の基盤技術となっています。
使い方・例文
たとえば「車」クラスを作り、色・速度という属性とアクセル・ブレーキというメソッドを持たせると、「赤い車」「青い車」といった個別のオブジェクトを簡単に量産できます。
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