オフブロードウェイとは?
おふぶろーどうぇい
オフブロードウェイとは、ニューヨークでブロードウェイよりも小規模な劇場で上演される演劇・ミュージカルの総称で、実験的・芸術的な作品を多く生み出す演劇シーンのことです。
オフブロードウェイ(Off-Broadway)とは、アメリカ・ニューヨーク市において、大規模商業演劇の代名詞であるブロードウェイ(主にミッドタウン・マンハッタンの大劇場群)とは異なる、より小規模な劇場で行われる演劇・ミュージカルの総称です。座席数はおおよそ100〜499席の劇場が対象とされており、俳優組合(AEA)の契約規模によって正式に区分されています。
オフブロードウェイは1950〜60年代に、商業主義的なブロードウェイに対するオルタナティブとして発展しました。低予算でありながら実験的・芸術的な作品を上演できる場として、多くの才能ある劇作家・演出家・俳優の登竜門となってきました。サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」やエドワード・オールビーの作品など、後世に残る名作がオフブロードウェイで初演されています。
さらに小規模(99席以下)の劇場はオフオフブロードウェイ(Off-Off-Broadway)と呼ばれ、より前衛的・実験的な作品が上演されます。この3層構造(ブロードウェイ→オフブロードウェイ→オフオフブロードウェイ)がニューヨーク演劇シーンの多様性を支えています。
オフブロードウェイの特徴は以下のとおりです。
- ブロードウェイより低い制作コストで多様なテーマに挑戦できる
- 新人演出家・劇作家の登竜門になっている
- 実験的・社会的メッセージ性の高い作品が多い
- ヒット作がブロードウェイに移転するケースもある
使い方・例文
「あの作品はオフブロードウェイで好評を博した後、ブロードウェイに進出して長期ロングランになった」というように、演劇業界の登竜門として語られます。
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