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オディロン・ルドンとは?

おでぃろんるどん

オディロン・ルドンフランス画家・版画家で、夢幻的なイメージと象徴的な色彩で知られるシンボリスム(象徴主義)を代表する芸術家です。

オディロン・ルドン(Odilon Redon、1840〜1916年)は、フランスボルドー近郊に生まれた画家版画家です。印象派が全盛であった19世紀後半のフランス美術界において、外界の写実的描写よりも内面の想像力・夢・神秘を重視した独自の芸術世界を構築し、象徴主義(シンボリスム)の重要な担い手となりました。

ルドンの作品は大きく2つの時期に分けられます。前半期には木炭画・石版画(リトグラフ)による白黒のシリーズ作品を多く制作しました。「目玉の気球」「泣く蜘蛛」など、不気味で幻想的なイメージを持つ版画作品群は「黒」と呼ばれ、文学者ユイスマンスや作家の間で高く評価されました。後半期に入るとパステルや油彩を多用し始め、鮮やかで夢見るような色彩の花卉画や神話・聖書に基づく主題を描いた作品を数多く残しました。代表作に「キュクロプス」「目を閉じて」などがあります。

ルドンは文学・音楽・哲学にも深い関心を持ち、ステファヌ・マラルメ、ギュスターヴ・フローベール、エドガー・アラン・ポーなどの作品に着想を得た絵画を描きました。その幻想的な表現はシュルレアリスムなど後世の芸術運動にも影響を与え、今日でも世界の美術館で高く評価されています。

使い方・例文

美術の教科書や象徴主義・シュルレアリスム関連の展覧会カタログで「ルドンの描く巨大な目玉や幻想的な花々は、現実と夢の境界を溶かし込んだような独特の世界観を持つ」といった形で言及されます。

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