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オオムラサキとは?

おおむらさき

オオムラサキとは、日本の国蝶に指定されている大型のチョウで、オスの翅に輝く紫色が美しいタテハチョウ科の昆虫です。

オオムラサキとは、チョウタテハチョウ科に属する日本の大型チョウで、学名をSasakia charondaといいます。日本の国蝶として広く知られており、その雄大な姿と美しい翅の色彩から昆虫愛好家に特に人気があります。

オスとメスで外見が大きく異なる(性的二形)ことが特徴のひとつです。オスは翅の表面に光を当てると鮮やかな紫色の輝きを放ち、これが「オオムラサキ」の名前の由来となっています。翅の裏面は茶褐色で、木の幹や落ち葉に紛れて保護色の役割を果たします。メスはオスよりも大きく、翅の表面は褐色で紫色の輝きはありません。翅を広げた大きさはオスで約8〜9cm、メスではそれ以上になることもあります。

オオムラサキは平地から低山地の雑木林に生息し、幼虫の食草はエノキです。成虫は夏の短期間(主に7〜8月)に活動し、クヌギやコナラの樹液に集まります。飛翔力は強く、滑るように翅を広げて飛ぶ姿は迫力があります。

開発による雑木林の減少や樹液の出る老木の伐採により、生息地が各地で狭まっています。自治体や市民団体によるエノキの植栽や雑木林の保全活動が行われており、オオムラサキは里山環境の象徴的な存在として保護の重要性が訴えられています。

使い方・例文

夏の雑木林でクヌギの幹に大きなチョウが止まっているのを見かけたら、それがオオムラサキかもしれません。自然観察会や昆虫図鑑でも必ずといっていいほど紹介される代表的な日本のチョウです。

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