エーリヒ・ホーネッカーとは?
えーりひほーねっかー
エーリヒ・ホーネッカーとは、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の最高指導者で、1971年から1989年まで長期政権を維持した共産党指導者です。
エーリヒ・ホーネッカー(1912〜1994年)は、ドイツ民主共和国(東ドイツ)の政治家で、ドイツ社会主義統一党(SED)書記長および国家評議会議長として1971年から1989年まで国家の最高権力を握りました。
ホーネッカーはドイツ共産党に若い頃から関与し、ナチス時代には反ファシズム活動により投獄されました。戦後、東ドイツ建国とともに党内で頭角を現し、1961年のベルリンの壁建設を実質的に主導した人物としても知られています。
1971年にエーリヒ・ウルブリヒトの後継として権力の座に就いた後は、ソ連との関係を維持しながら独自の国内政策を推進しました。住宅建設や社会保障の充実を進める一方、秘密警察(シュタージ)による市民監視と情報弾圧を強化し、反体制的な動きを厳しく取り締まりました。
1989年の東欧革命の波の中で民主化を求める運動が東ドイツ国内でも高まり、同年10月に失脚しました。ベルリンの壁崩壊はその直後のことです。統一後のドイツで国家反逆などの罪で訴追されましたが、健康状態を理由に訴追が打ち切られ、チリに亡命して1994年に死去しました。
使い方・例文
冷戦史や東西ドイツ分断を学ぶ際に「ベルリンの壁を作った指導者」として「ホーネッカー」の名が登場します。
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