エンルートとは?
えんるーと
エンルートとは、航空用語で「目的地へ向かう飛行経路の途中」を意味し、巡航中の状態を指す言葉です。
エンルート(en route)は、フランス語由来の表現で「途中で」「移動中に」を意味し、航空分野では特に「出発地から目的地へ向かう飛行中の経路・状態」を指します。
航空管制においてエンルートとは、空港周辺の出発・到着管制とは区別される、高高度の巡航段階を担う管制業務を指します。日本では国土交通省の航空交通管制部(ACC)がエンルート管制を担当し、レーダーで広域にわたる航空機の位置を監視・誘導します。
エンルート管制の主な役割は次のとおりです。
- 飛行中の航空機同士の間隔を安全に保つ
- 気象や他の航空機の状況に応じたルート変更を指示する
- 管轄外の管制区へスムーズに引き継ぐ
- 緊急事態発生時の誘導支援
旅客機や貨物機が使うエンルートのルートは「航空路(エアウェイ)」と呼ばれ、地図上に設定された仮想の道路のようなものです。この航空路を通ることで、乗務員と管制官は共通の基準で効率よく飛行を管理できます。物流・旅行・安全管理のすべてにおいてエンルート管制は欠かせない基盤となっています。
使い方・例文
「フライト中、エンルート段階に入ると、管制担当が空港から航空交通管制部へと引き継がれた。」旅行情報や航空ニュースで「エンルート遅延」と表記された場合は、巡航中に遅延が生じたことを意味します。
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