エレノア・ルーズベルトとは?
えれのあ・るーずべると
エレノア・ルーズベルトとは、フランクリン・ルーズベルト大統領夫人として活躍したアメリカの人道主義者・外交官で、世界人権宣言の起草にも貢献した20世紀を代表する人権活動家です。
エレノア・ルーズベルト(Eleanor Roosevelt、1884〜1962年)は、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・D・ルーズベルトの夫人であり、それ自身を超えた偉大な活動家・外交官・人権擁護者として歴史に名を刻んでいます。ニューヨーク市出身で、若くして父母を亡くし、叔父テオドア・ルーズベルト(第26代大統領)の庇護のもとで育ちました。
ファーストレディとして(1933〜1945年)、エレノアは従来の慣習を大きく打ち破りました。女性記者のみが参加できる定例記者会見を開催し、新聞コラムを執筆し、精力的に全国を回って一般市民の声を大統領に届ける役割を果たしました。特に大恐慌期の貧困層や、人種差別に苦しむアフリカ系アメリカ人の権利向上に積極的に取り組みました。
夫の死後もエレノアの活動は衰えませんでした。主な功績として以下が挙げられます。
- 国連人権委員会の初代委員長として「世界人権宣言」(1948年)の起草・採択に主導的役割を果たした
- 市民権運動への支援と人種統合の推進
- 女性の社会参加と権利向上のための活動
- 核兵器廃絶と国際平和のための外交活動
「ファーストレディの中のファーストレディ」とも称され、その生涯は政治的圧力や個人的な試練を乗り越えた強さと人道主義の象徴として、今日も世界中の人々に尊敬されています。
使い方・例文
エレノア・ルーズベルトが主導した世界人権宣言は、現代の国際人権法の礎となっており、今も世界中の人権活動家がその言葉と業績を引用し続けています。
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