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エラー訂正符号とは?

えらーていせいふごう

ラー訂正符号とは、データ通信や記録の際に発生した誤りを検出・自動修正するために付加される特殊なビット列のことです。

ラー訂正符号(Error Correcting Code、ECC)とは、データに冗長なビットを付加することで、通信路や記録媒体で生じた誤りを受信・読み出し側が自力で検出し、正しいデータに復元できるようにする技術です。

デジタルデータは電気的ノイズ・宇宙線・磁気的劣化など様々な原因で一部のビットが反転することがあります。単純な通信では誤りを検出しても再送が必要ですが、衛星通信・宇宙探査・光ディスクのように遅延や再送が困難な環境では、受信した信号だけで誤りを修正できる「前方誤り訂正(FEC)」が不可欠です。

主なエラー訂正符号の種類には以下があります。

  • ハミング符号:1ビット誤り訂正・2ビット誤り検出が可能な古典的手法
  • リード・ソロモン符号:CD/DVD・QRコードなどに使われ、バースト誤りに強い
  • ターボ符号・LDPC符号:4G・5G通信や衛星放送で採用される高性能符号
  • BCH符号:フラッシュメモリなどに広く利用される

ECCメモリはサーバーやワークステーションに搭載され、メモリ上のビット化けを即座に修正することで長時間稼働の信頼性を高めます。現代のデジタル社会では、スマートフォン・ストリーミング・クラウドストレージなど至るところにエラー訂正符号が組み込まれており、私たちがデータの信頼性を意識せずに利用できる基盤を支えています。

使い方・例文

CDが傷ついても音楽が途切れず再生できるのは、リード・ソロモン符号によるエラー訂正が働いているためです。QRコードが一部汚れていても読み取れるのも同じ仕組みによります。

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