エドワード6世とは?
えどわーどろくせい
エドワード6世とは、16世紀のイングランド王で、ヘンリー8世の息子として即位し、プロテスタント宗教改革を大きく推進した少年王です。
エドワード6世(1537〜1553年)は、イングランドおよびアイルランドの王(在位1547〜1553年)で、ヘンリー8世とジェーン・シーモアの息子として生まれました。わずか9歳で即位した少年王であり、その治世はプロテスタント改革の深化という点で英国国教会の歴史において重要な位置を占めています。
即位当初は叔父エドワード・シーモア(サマセット公)が摂政として政治を主導し、のちにジョン・ダドリー(ノーサンバランド公)がその座を奪いました。実権は摂政にありましたが、エドワード自身も熱心なプロテスタントとして宗教改革への強い関心を示していました。
この時代の主な宗教的変革としては次のものが挙げられます。
- ラテン語によるミサから英語による礼拝への転換
- トマス・クランマー大主教による英国国教会の礼拝書(祈祷書)の制定
- カトリック的な儀式・慣行の廃止
- 修道院解散後の教会財産の整理
エドワードは15歳という若さで結核のため崩御しました。後継問題では従妹のジェーン・グレイを擁立しようとする動きもありましたが、最終的にはカトリック信者の異母姉メアリー1世が即位し、宗教政策は大きく転換することになりました。
使い方・例文
英国国教会の礼拝形式の基礎は、エドワード6世の時代に作られた祈祷書に由来しており、宗教改革史を学ぶ上で欠かせない時代として参照されます。
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