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エドワード・テラーとは?

えどわーどてらー

エドワード・テラーは、「水素爆弾の父」と呼ばれるハンガリー系アメリカ人の物理学者で、核融合を利用した熱核爆弾の開発に中心的な役割を果たしました。

エドワード・テラー(Edward Teller、1908〜2003年)は、ハンガリーブダペスト生まれのアメリカの理論物理学者です。ドイツカールルーエ工科大学で学んだ後、ミュンヘン大学に移りましたが交通事故で右足を失いました。その後ライプツィヒ大学でハイゼンベルクのもとで学び、量子力学に関する博士論文を完成させています。

ナチスの台頭を受けてヨーロッパを離れ、最終的にアメリカに亡命。第二次世界大戦中はマンハッタン計画に参加しましたが、原子爆弾よりも核融合を利用した「スーパー(水素爆弾)」の開発に強い関心を持ち続けていました。

戦後、スタニスラフ・ウラムとともに水素爆弾の実現可能な設計(テラー=ウラム設計)を考案し、アメリカが1952年に初の水素爆弾実験を成功させる原動力となりました。この功績から「水素爆弾の父」と呼ばれています。一方で、かつての同僚であるロバート・オッペンハイマーの忠誠心を政府機関での証言で否定したことは、科学者コミュニティから強い批判を受けました。

晩年はスターウォーズ計画(戦略防衛構想)を支持し、核抑止と安全保障の議論に関わり続けました。テラーの生涯は、科学者が兵器開発においてどこまで関与すべきかという倫理的問いを鮮明に示しています。

使い方・例文

核兵器の歴史や冷戦期の軍拡競争を扱う文脈で登場します。「水素爆弾はどのように開発されたか」という問いへの答えとして、テラー=ウラム設計の考案者として紹介されます。

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